姉妹ごっこ 〜この夏僕は、妹（メス）のよろこびを知る〜【たけまさ屋】

「姉妹ごっこ」という無邪気な遊びが、いつの間にか一線を越えた背徳的な悦びへと変貌していく過程が、夏の気だるい空気感と共に鮮烈に描かれていました。
妹という身近な存在が、ふとした瞬間に一人の「メス」としての顔を見せる。その境界線が崩れる瞬間の緊張感と、幼い純粋さが情欲に塗りつぶされていく描写に、言いようのない興奮を覚えます。
「よろこびを知る」というタイトルの通り、彼女が初めての快感に目覚め、次第に自分から求めてくるようになる変化の付け方が非常に丁寧で、心理描写の深さに引き込まれました。
ノスタルジックな夏休みの雰囲気と、それとは対照的な密室での淫靡なやり取りのギャップが、シチュエーションの特別感をさらに際立たせています。
禁断の関係だからこそ味わえる、甘美で残酷な解放感を存分に堪能できる、情感豊かな傑作だと感じました。