鬼人のお姉さんは僕が拾ったものだから好きにする【モフったれ本舗】

「鬼人」という強靭で高潔なはずの異種族が、行き倒れていたところを人間に「拾われる」ことで始まる、主従関係と愛欲の逆転劇に圧倒されました。本来であれば圧倒的な力を持ち、畏怖されるべき存在のお姉さんが、命を救われた恩義や弱みを握られたことで、主人公のなすがままにされていく背徳感がたまりません。

特に印象的なのは、鬼人ならではの立派な角や逞しくも美しい肢体が、人間の少年に弄ばれることで見せる、強烈な羞恥と屈辱の入り混じった表情です。プライドをへし折られながらも、肉体が否応なく快楽に反応してしまい、次第に「拾い主」である主人公に従順なメスへと作り替えられていくプロセスが非常に生々しく描かれています。

「僕が拾ったものだから」という独占欲に満ちた支配的な関係性が、行為を重ねるごとに濃厚な依存関係へと変わっていく様子は、ゾクゾクするような興奮を誘います。人外ヒロイン特有の頑なさが、理性を溶かすようなピストンによって崩壊し、甘い吐息を漏らして溺れていく姿を存分に堪能できる、ファンタジーと調教要素が絶妙に融合した一作でした。